秋分の日の意味や由来知ってますか？2019年はいつ？

「ハッピーマンデー制度」ができてからというもの、
春のゴールデンウイークと並んで、
秋のシルバーウィークも、その年の休日のつながり具合によっては
大型連休になりますよね。

さて、「秋分の日」という祝日を意識して過ごしていますか？

それとも、数多くある国民の祝日の１つと考えているでしょうか。

実は、私達日本人が古くから、
自然や季節、祖先に思いをはせながら過ごしてきた大事な日なのです。

 

この記事では、
そんな「秋分の日」にスポットを当て、
わかりやすく解説していきますね。

 

 

 

秋分の日の意味や由来は？

秋分の日は、国民の祝日です。

その意味は、
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」。

また、
秋分の日は、二十四節気の中のひとつです。

 

二十四節気は、季節の変化に則した暦。
季節や天候に左右される農作業の目安とされてきました。

昔から農家では、春分の日あたりに農作業を始め、
秋分の日の頃に農作業を終えていました。
そして今年の豊作を祝い、感謝をする風習があったのです。

 

また、極楽浄土は西方にあるという仏教の教えから、
太陽が真西に沈む春分と秋分の日には、
先祖に思いをはせ、供養するという宗教的考えもあり、
今の、
「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」
につながっていったという訳です。

 

では、そうした民衆の間の風習が、
なぜ国民の祝日となったのでしょうか？

実は、春分の日と秋分の日は、
皇室にとっても同じく、歴代天皇や皇后、皇族の御霊を祀る儀式の日でもあったのです。

戦前まで、「春季皇霊祭」「秋季皇霊祭」と呼んでいましたが、
戦後、「春分の日」「秋分の日」と名前を変え、
国民の祝日となったのです。

 

 

秋分の日 2019年はいつ？

今年２０１9年の秋分の日は、9月23日（月曜日）です。

今年…ということは、
毎年９月２3日だというわけではないんですね。

 

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では、秋分の日はどうやって決めているのでしょうか？

「国民の祝日に関する法律」では、秋分の日は「秋分日」を採用するとされています。

「秋分日」？
「秋分の日」とは何か違うの？と思いますよね。

「秋分日」というのは天文学用語です。
天文学的見地から、太陽や地球の運行状態を知り、複雑な計算式で、
「秋分の日」を算出しているのです。

そして、
国立天文台による「暦要項（れきようこう）」に日付が書かれ、
官報に掲載されます。

そこで、正式発表となるのです。

 

 

まとめ

秋分の日について、解説してきました。

古来からの風習、仏教、皇族、国立天文台…
と思いがけないキーワードがたくさん出てきましたね。

日本人が心静かに、祖先に思いを馳せる日。

「秋分の日」の本来の意味や由来を知った今年は、
ぜひお墓参りに出かけてみませんか？

 

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