菖蒲湯にこどもの日に入る由来は？効能や作り方は？

5月5日のこどもの日！

鯉のぼりを飾ったり、
柏餅やちまきを食べてお祝いしたりして過ごしているのではないでしょうか。

また、こどもの日には菖蒲湯に入る風習もありますよね。

 

季節の湯といえば冬至に入るゆず湯が有名ですが
こどもの日に菖蒲湯に入るのはなぜか知っていますか？

 

 

この記事では
菖蒲湯にこどもの日に入る由来や
菖蒲湯の効能や作り方などを記事にしています。

今年子供の日の最後は
菖蒲湯にゆっくり浸かって疲れを癒してみてはいかがですか。

 

菖蒲湯にこどもの日に入る由来は？

 

菖蒲湯に入る起源は中国にあり
菖蒲湯の由来は端午の節句とともにから伝わってきました。

 

菖蒲は中国では昔から病気や邪気を払う薬草とされていて漢方薬としても使われていました。

 

端午節は春から夏への季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので
５月は毒月と呼ばれていました。

 

この毒月（端午節）に中国ではよもぎの人形を飾ったり
菖蒲酒を飲んだり、菖蒲の葉を玄関などに飾ったりして厄を追祓う風習がありました。

 

病気にかかりやすく、体調を崩しやすい時期でしたので
健康を願って菖蒲湯に入るような習慣ができたといわれています。

 

 

菖蒲湯に浸かる習慣が日本に広まったの江戸時代だといわれています。

 

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菖蒲湯の効能って？

もともとは端午節に厄を祓うために使われていた菖蒲ですが
ここでは菖蒲湯の効能についてお伝えしていきます。

 

まず菖蒲湯の菖蒲（しょうぶ）ですがサトイモ科の植物ですので
アヤメ科の菖蒲（あやめ）ではありませんので注意して下さい。
（漢字は同じなのに読み方が違うの紛らわしいですよね・・・）

 

 

アザロンやオイゲノールという精油成分が菖蒲には多く含まれていますので
体の痛みを和らげる効果が期待できます。

血行促進の他、冷え性や筋肉痛、腰痛、神経痛などを
和らげる効能があります。

 

菖蒲湯の効能

 

血行促進

冷え性

筋肉痛

腰痛

神経痛

肩こり

疲労回復

保湿

リラックス効果

 

菖蒲の独特の香りで
リラックス効果も期待できるできると思います。

 

菖蒲湯の作り方は？

では、
ここから菖蒲湯の作り方をご紹介していきます。

 

菖蒲湯の作り方、手順1

10本程度の菖蒲（しょうぶ）を輪ゴムで束ねます。

 

 

菖蒲を買うとよもぎがついてくる場合もありますが
このよもぎも菖蒲と同じような効能が期待できますので
ぜひ、一緒に菖蒲とお風呂にいれましょう。

＊但し、陣痛作用がありますので妊婦さんなどは
よもぎを入れるのは避けて下さいね。

 

菖蒲湯の作り方、手順2

空の浴槽に手順1の菖蒲を入れて42～43度位の少し高めのお湯を入れます。

 

菖蒲湯の作り方、手順3

適温になるまで冷まし菖蒲の成分が湯に馴染むのをまち入浴しましょう。

 

菖蒲湯ってこどもや赤ちゃんも大丈夫？

結論からいえば大丈夫ですが
菖蒲に多く含まれているアザロンやオイゲノールという精油成分が
肌に合わない人もたまにいるようです。
（こどもに限ったことではありません）

肌に合わないか心配な方や菖蒲の葉っぱが赤ちゃんに危ないのでは？
っと心配な方は菖蒲をそのまま浴槽に入れない菖蒲湯の作り方がおすすめです。

 

菖蒲を浴槽に入れない菖蒲湯の作り方

菖蒲の葉っぱを包丁で細かく刻み
いらないハンカチ、ガーゼなどで包み輪ゴムをします。

その菖蒲を洗面器などにいれて熱湯を注ぎ10～15分程度ひたして
菖蒲の成分がでてくるのを待ちます。

できたお湯を浴槽に注ぎ菖蒲湯として楽しみます。

 

この作り方だと
小さいこどもや赤ちゃんなどと一緒でも安心ですね。

 

ぜひ、今年子供の日の夜は
菖蒲湯にゆっくりと浸かって疲れを癒してみてください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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